物忘れを防ぐ方法

おはようございます!大阪市住之江で整体&トレーニングで活動している小林央和(てるかず)です。

今日は物忘れについてです。

 

 

眼鏡を取りに2階へ上がったのに洗濯物に気を取られて眼鏡を忘れ降りてしまう、などの経験がある方も多いと思います。このような物忘れは、ワーキングメモリをうまく使いこなせていないために起こることが多いです。

ワーキングメモリとは手帳などに書き記したメモとは違い、必要な情報を一時的に心の中に保存する記憶のシステムのことです。

 

暗記のような短期記憶や、子供のころの思い出などのような長期記憶とは違う記憶システムで、

運転中や会話しながら相手の話を覚えたり、小説などを読んでいる時に登場人物の名前を覚えておくなど、何か作業しながら記憶していくというものがワーキングメモリです。また「しばらくの間これだけを覚えておこう」と情報を抑制する機能も付いています。

ワーキングメモリは加齢とともに低下しますが、鍛えることも出来ます。

鍛えるために有効なのは、まずは今までの日常生活をできるだけそのまま維持させることです。例えば家事をキチンとすることですね。

料理や掃除は手順などを段取りする必要があるのでワーキングメモリを鍛えるのに最適です。

メモを取ったりして、その通り行動するのはあまり効果がないようなので、しっかり頭にインプットして冷蔵庫の中に何が入っていたか記憶しながら買い物などすると鍛えられます。

また会話もワーキングメモリの強化に有効です。特に家族や友達だけでなく、仕事などで敬語で話さないといけないときに日常の言葉を抑制する機能が働くことでワーキングメモリの強化につながります。

 

このように会話や読書など言語を使うことで左脳が働きます。

逆に音楽を聴く、植物を観察する際などには右脳が働き、左右の脳を両方を刺激することでも、よりワーキングメモリの強化につながります。

他にもワーキングメモリは脳の前頭葉が司令塔になるので、面白いやポジティブな感情が前頭葉の働きを活発にします。好きなことを意図的にやるなども良いことですね。

物忘れが増えるとショックなことも多いかもしれませんですが、忘れても良いと割り切って、日常での楽しみや色んなものへの興味を維持してみてください。

朝起きたら「今日は何をする日だったかな」など一日の段取りを考える時間など作ってみるのも良いのではないでしょうか。

お知らせ

★来月からは、水曜日の15時20分から肩こり教室、土曜日の12時10分から膝痛の教室を開催のでしますので、興味ある方はご連絡下さい。

LINE@も始めたので、こちらからも申し込みが可能です。
LINE@ID:@ifu8839s

関連記事

  1. どうしようもない痛みの対処法

  2. ドライアイ、目の疲れの改善方法

  3. 膝の裏が痛い方へ

  4. 肩こり・膝痛のための座り姿勢チェック

  5. 耳がガーとふさがった感じがする〜耳鳴り改善法〜

  6. 肩こり・膝の痛みのための立ち姿勢チェック

最近の記事