こんばんは!大阪市住之江区を中心に整体&トレーニング指導している小林央和(てるかず)です。
治療家やセラピストの方にもブログを読んでいただいていることもあり、自分のアウトプットのために今日から治療家向けにも記事を書いていこうと思います。
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自分がセミナーを担当した際にセラピスト方達に「どんなことが知りたいですか?」と質問すると、
「即時効果が出るアプローチを知りたい」
「これをやれば良くなるという方法を知りたい」
と話される方が沢山いらっしゃいます。
しかし、実際に一つの方法を教えてもらって再現できても、
人によっては効果が違ったり、必要でないということが多々あります。
もっと恐ろしいのは手技がワンパターンになり、思考が停止してしまい、本当に必要なアプローチができないことだと思います。
そこで重要なのが、
実際に患者さんを施術をするときに
『どんな状態になっていて何を目的に触っているかを判断しながら触る』
と言うことです。
いきなりセミナーで学んだ方法で手技を行うより、
『どんな状態になっていて何を目的に触っているかを判断しながら触る』
ということを意識すると
効果や満足度が大きく変わります。
ちなみに『どんな状態』かというと
浮腫、炎症、腫脹、麻痺、拘縮、萎縮、短縮、硬化しているかを組織の状況を明確に判断でき、
『何を目的』というのは
その人の主訴に合わせて
何のために
皮膚、腱、腱鞘、筋膜、筋繊維、皮神経、神経、靭帯、静脈、動脈、骨膜、関節、関節包
何を触り、それをどうするかを明確にして触るということです。
最初は
状態を把握しようとしても
どうなっているか感覚がわからなかったり、
イマイチ目的が定まらなかったり、何を目的に触っているか訳わからない状況になることもあるかもしれません。
ですが、自分はできんだ!と思って、普段から目的を持って勉強したり、施術するように心がけていくことが大切です。
これをすれば良くなる!とういような即時効果、魔法を求めるよりも、
まずは目の前の患者さんの状態と目的を把握することで、初めて学んだ手技が活きてきます。
そして、状況に合わせて咄嗟に判断して臨機応変にアプローチできることで、AIに負けない人間、選ばれる治療家になることができます。
もし機会があれば、それぞれの状態や
目的とした組織
を触る上で大切な知識をまとめていきます。
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